ファンにはたまらないミュシャ作品原画が一堂に集まった美術館

アール・ヌーヴォーを代表する巨匠アルフォンス・ミュシャ(1860-1939年)の作品を展示するこの美術館は、ミュシャ財団の協力を得て、文化施設の開発者セバスチャン・ポロウスキー氏によって1998年に建てられました。プラハの歴史地区にあるカウニツキー宮殿の中に位置しています。
ミュシャ（ムハ）は、フランスで挿絵画家をしていたときに大女優サラ・ベルナールの戯曲のポスターを臨時で制作したことをきっかけに、数々のデザインを任されるようになりました。チェコ語読みの「ムハ」よりフランス語読みの「ミュシャ」の名前が有名になったのは、そのためです。
美術館には、デッサン画、油彩、パステル、彫刻などの他、ミュシャ本人の身近にあった私物までも展示されています。文字などのデザイン要素も含めた等身大のポスター画の原画なども多数展示されています。500㎡のミュージアムショップも隣接していますので、ポスターやポストカードなどおみやげにも最適です。

© Mucha Trust 2011 © Mucha Museum 2011

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